- かんじょ
- I
かんじょ【丱女】総角(アゲマキ)に髪を結った少女。 童女。 かんにょ。II
「漢武, 或いは童男~をつかはし/平家 7」
かんじょ【官女】宮中や将軍家などに仕える女。 女官(ニヨカン)。 かんにょ。IIIかんじょ【寛恕】心が広く, 思いやりのあること。 また, とがめずにゆるすこと。IV「読者の~を請う」「徳川氏は之を~したりと雖も/日本開化小史(卯吉)」
かんじょ【感書】⇒ 感状Vかんじょ【漢書】中国の正史の一。 前漢の歴史を記した紀伝体の書。 一二〇巻。 後漢の班固の撰, 妹の班昭の補修。 82年頃成立。 本紀一三, 表一〇, 志一八, 列伝七九巻より成る。 通史である「史記」に対し断代史の新例をひらき, 正史の典型となった。 前漢書。 西漢書。VIかんじょ【灌所】(1)手を洗う所。(2)便所。 閑所(カンジヨ)。VIIかんじょ【緩徐】動作・調子などが, ゆるやかなさま。VIII「~楽章」「~なる傾斜/肉弾(忠温)」
かんじょ【還昇】⇒ かんじょう(還昇)IXかんじょ【閑所・閑処】(1)〔「かんしょ」とも〕人気のない, 静かな所。 また, 私室。「弟子共~より直(アタイ)をとらせて返してけり/沙石 5」
(2)便所。 灌所(カンジヨ)。 [日葡]
Japanese explanatory dictionaries. 2013.